TIGER HEAD × CHEVY LOVER Souvenir Jacket
タイガーヘッド × シェビーラバー 別珍 スーベニアジャケット

【TAILOR TOYO(テーラー東洋)】
「スカジャン」とは戦後間もない頃に日本駐留の米兵達が、記念としてオリエンタルな柄（鷲・虎・龍）や
自分たちの所属していた部隊や基地などを自分たちのジャケットに刺繍したのが始まりである。
当時、このスカジャンをはじめとした衣料品を米軍基地へ納入していたのが、
東洋エンタープライズの前身である「港商商会」であり、
スカジャン生産全盛期の1950年代には、納入シェアの95パーセントを占めるほどであった。

迫力ある虎の顔を細部まで描写した通称「タイガーヘッド」と呼ばれる1950年代中期の作品。
数あるタイガーヘッドの中でも本作は特に芸術性が高く、虎の頬の毛や鬣（たてがみ）がうねるようなカーブを多用して描かれている。
このように刺繍で曲線を表現するには高度な技術と絵画的な表現力を要し、優れた職人の手掛けた作品であることがわかる。
リバーシブル面は「シェビーラバー」と呼ばれる絵柄で、車好きな米兵のカスタムオーダーによるもの。
Chevy とは Chevrolet（シボレー）の愛称。当時のアメリカのカスタムカーカルチャーが刺繍されたホットロッドなスカジャンに仕上がっている。
本作は過去にもテーラー東洋で復刻しているが非常に人気が高く、数多く寄せられるリクエストに応え、今季ついに再復刻を果たした。

【Acetate Souvenir Jacket(アセテート スーベニアジャケット)】
スーベニアジャケットのなかで最もスタンダードな両面にアセテート生地を使ったリバーシブルタイプ。
戦後当時のスカジャンには、シルクに似た高級感を持つ物質統制外品目のアセテートが使われていた。
中綿がないため季節を問わず着用ができ、独特なドレープ感も魅力といえる。

※刺繍部分は旧式の刺繍方法を用いて再現しているため打ち込みがあまりなく非常にデリケートになっております。
また、当時の風合いを忠実に再現した生地を使用しておりますので摩擦、滑脱にデリケートになっております。

細心の注意を払って検品・発送を致しておりますが、大変デリケートな素材を使用しております。
その特性上生地に若干の糸の引きつり、ほつれがある場合もございますが
何卒ご了承の上ご注文下さいますようにお願い申し上げます。