SUN SURF Sandaime Utagawa Toyokuni SPECIAL EDITION Imayo mitate shinokosho shonin Aloha SHIRT
サンサーフ 三代目 歌川豊国 スペシャルエディション 今様見立士農工商・商人 アロハシャツ
【SPECIAL EDITION(スペシャルエディション)】
楽園ハワイを象徴するアロハシャツ。
その発祥には日系移民が深く関わっており、トロピカルな柄だけでなく和柄もヴィンテージとして存在する。
ハワイが観光地として確立した20世紀半ばには、お土産物としてアロハシャツの需要が一気に増加。
デザインやパターンが多様化し、多くの作品が生まれた。
ヴィンテージのアロハシャツを収集する過程で、ごく稀に出会える特別な逸品。
時代の流れと友に失われつつあるそれらの作品を生み出したテキスタイルデザイナーに敬意を表し、
多色の贅沢なプリントの迫力のデザイン、メーカーや年代によって異なる各部のディテールまでその魅力を余すところなく完全再現する。
それがサンサーフ・スペシャルエディション。
【日本の意匠 National Treasure of Japan】
日本の文化芸術がさらなる広がりをみせた江戸時代の絵師たちに焦点を当て、
アロハシャツというキャンバスに巨匠たちの作品を再現し、日本が世界に誇る意匠(デザイン)に込められた情熱を現代に蘇らせる。
葛飾北斎の作品とのコラボレーションから始まったこのシリーズは新たなアーティストを加え、次なる展開を迎える。
この作品に描かれているのは、現在の上野広小路で幕末に店舗を構えていた錦絵を扱う絵草紙問屋、魚栄(うおえい)の様子。
士農工商の「商人」を女性のみで描いた華やかな作品。
店頭の暖簾(のれん)にも東錦絵という大きな文字が染め抜かれ、江戸の名物として錦絵が人気を博していたことがわかる。
店内をのぞくと役者絵や風景画が並べられ、左手の壁面には名所江戸百景の広告が描かれている。
この「魚栄」は、歌川広重、二代目・広重、そしてこの作品の作者である三代目・豊国など
有名作の錦絵を多数出版し、非常に人気のある絵草紙問屋であった。
この浮世絵を手掛けた歌川国貞(三代目・豊国)は、天明6年(1786年)に江戸本所の材木問屋の家に生まれた。
彼の描く美人画は特徴的で、瞬く間に人気作家となる。さらには役者絵の評判も非常に高く、
師匠であった初代歌川豊国をも越えたと評価されていた。
作品製作に対しての意欲も旺盛で、当時の浮世絵師の中で最も多くの作品を残しており、その数は1万点以上に及ぶとも言われている。