SUN SURF SPECIAL EDITION MIKAGURA Aloha SHIRT
サンサーフ スペシャルエディション 御神楽 アロハシャツ
【SPECIAL EDITION(スペシャルエディション)】
楽園ハワイを象徴するアロハシャツ。
その発祥には日系移民が深く関わっており、トロピカルな柄だけでなく和柄もヴィンテージとして存在する。
ハワイが観光地として確立した20世紀半ばには、お土産物としてアロハシャツの需要が一気に増加。
デザインやパターンが多様化し、多くの作品が生まれた。
ヴィンテージのアロハシャツを収集する過程で、ごく稀に出会える特別な逸品。
時代の流れと友に失われつつあるそれらの作品を生み出したテキスタイルデザイナーに敬意を表し、
多色の贅沢なプリントの迫力のデザイン、メーカーや年代によって異なる各部のディテールまでその魅力を余すところなく完全再現する。
それがサンサーフ・スペシャルエディション。
日本に古くから伝わる神事のひとつに、御神楽(みかぐら)と呼ばれる神に奉納するための歌舞がある。
この作品は、御神楽で使われる扇子や鼓(つづみ)などが豪華に描かれた珍しいデザイン。
これらのモチーフは和柄のアロハシャツに度々使われるが、本作では鼓を縛るための調緒(しらべお)と
呼ばれる麻で作られた紐を差し色のアクセントとし、華やかさが光る一枚となっている。
S・ハタ・ショーテンの経営者であった兄のサドノスケ・ハタと、
子会社であるY・ハタ・カンパニーの創設者でハタ・ドライグッズ・ストアのオーナーであった
弟のヨイチ・ハタ。彼らは移民としてハワイへ渡り、兄弟で事業を成功させた。
日系生地コンバーターでもあったS・ハタ・ショーテンは、戦前から日本製の布地を扱っていた。
自社で築いた日本からの生地の流れを使い、ハタ・ドライグッズ・ストアでは多くの印象的な和柄を展開した。
同社は卸売の割合が高かったことから生産数も少なかったため、現在ではオリジナルが見つかる機会が極めて少ない。
それ故、希少性が高く、ヴィンテージ市場でも高額で取引されることが当たり前となっている。