BUZZ RICKSON'S WILLIAM GIBSON COLLECTION Type BLACK CHINO 1942 MODEL
バズリクソンズ ウィリアムギブソン コレクション タイプ ブラックチノ 1942モデル
【WILLIAM GIBSON COLLECTION】ウィリアムギブソンコレクション。
往年の味わい深いフライトジャケットを限りなく忠実に再現してきたBUZZ RICKSON'Sが、
なぜ歴史上に存在しない「BLACK MA-1」を作ったのでしょうか?
それには勿論理由があり、2003年1月に、欧米でBUZZ RICKSON'Sの代理店である「イーストマン社」から受けた、
ある問い合わせのFAXが始まりでした。「BUZZ RICKSON'Sには黒のMA-1が存在するのか?」。
そのような解りきった質問に、逆に疑問を感じ詳しく問いただしみると、海外ではBUZZの黒いMA-1への問い合わせが殺到しており、
その理由として、ある著名な小説家の最新作にBUZZの黒いMA-1が何度も登場するからだということが判明したのです。
その小説家とは、キアヌ・リーブス主演のSF映画「JM」の原作と脚本を書いた
アメリカのベストセラーSF作家、ウィリアム・ギブソン氏で、彼の最新作『パターン・レコグニション』には、
高価なBUZZの黒のMA-1を宝物として大切に着ている、ケイスという名の主人公が登場していたのです。
また、作者であるギブソン氏本人も、実際にBUZZの製品を愛用しており、その魅力を理解した上で物語にBUZZを登場させていることも解ったのです。
作者であるギブソン氏本人は、ヴィンテージの服やフライトジャケットを収集している事から、
フライトジャケットを熟知しており、そのギブソン氏が推薦するフライトジャケットを
『パターン・レコグニション』に習って黒い色にその姿を変えて展開します。
バズリクソンズが展開するミリタリーチノのブラックモデル。
脇・内股・尻ぐりが2本針巻き縫い仕様になっている。
1940年代当時はこの仕様で縫製できるミシンの台数が限られていたため、ヴィンテージでも割り縫い仕様のチノパンに比べて数が少ない。
フロントはU.S. ARMYの刻印が入ったメタルボタン、ポケット口は高度な縫製技術を要する両玉縁仕様。
高密度の生地には特有の光沢感があり、太めのシルエットが古き良き時代のジャケットと好相性。
第一次大戦時、兵士のパンツは“BREECHES”と呼ばれるジョッパーズスタイルであったが、
第二次大戦時にはトラウザーズ(スラックス)スタイルに移行し、1937年に陸軍航空隊で正式採用された。
しかし、初期に支給されたトラウザーズは兵士からの評価が低く、軍は品質向上のため民間企業を参入させる。
そのように改良を重ねた結果、様々な型のミリタリーチノが生まれることとなった。