BUZZ RICKSON’S WILLIAM GIBSON COLLECTION Type BLACK MA-1 SLENDER
バズリクソンズ ウィリアムギブソン コレクション タイプ ブラック MA-1 スレンダー
【BUZZRICKSON'S(バズリクソンズ)】
真のレプリカを作ることを目指すBUZZRICKSON'S。
現存するヴィンテージを徹底的に分析・研究し
当時の素材を、繊維構造や紡織方法に至るまで時間をかけて解明することから始めています。
その復刻作業は、スペック、素材、フォルム、パーツに至るまで徹底的にこだわり、
一着一着にクラフトマンシップを込め、本物だけが持つ魅力に肉迫します。
【WILLIAM GIBSON COLLECTION】ウィリアムギブソンコレクション。
往年の味わい深いフライトジャケットを限りなく忠実に再現してきたBUZZ RICKSON'Sが、
なぜ歴史上に存在しない「BLACK MA-1」を作ったのでしょうか?
それには勿論理由があり、2003年1月に、欧米でBUZZ RICKSON'Sの代理店である「イーストマン社」から受けた、
ある問い合わせのFAXが始まりでした。「BUZZ RICKSON'Sには黒のMA-1が存在するのか?」。
そのような解りきった質問に、逆に疑問を感じ詳しく問いただしみると、海外ではBUZZの黒いMA-1への問い合わせが殺到しており、
その理由として、ある著名な小説家の最新作にBUZZの黒いMA-1が何度も登場するからだということが判明したのです。
その小説家とは、キアヌ・リーブス主演のSF映画「JM」の原作と脚本を書いた
アメリカのベストセラーSF作家、ウィリアム・ギブソン氏で、彼の最新作『パターン・レコグニション』には、
高価なBUZZの黒のMA-1を宝物として大切に着ている、ケイスという名の主人公が登場していたのです。
また、作者であるギブソン氏本人も、実際にBUZZの製品を愛用しており、その魅力を理解した上で物語にBUZZを登場させていることも解ったのです。
『パターン・レコグニション』に歴史上には存在しない「BLACK MA-1」が、
なぜ登場することになったのか、ギブソン氏を訪ね話を聞いてみると、
「私はヴィンテージの服やフライトジャケット、ミリタリーウォッチを集めるのが趣味なのですが、
ある日、同じ趣味を持つ友人が、東京でBUZZ RICKSON'SのU.S.ネイビー・デッキジャケットを見つけた時の興奮を語ってくれました。
そこで私はインターネットで検索し、BUZZ RICKSON'SがMA-1を復刻していることを知りました。
その後、海外のファッション誌で“究極のMA-1”として紹介されているのも見かけました。
私はこの小説のヒロインには、シンプルでクラシックなものを着せたいと思っており、BUZZ RICKSON'S MA-1にしたのです。
アメリカ製MA-1というのも考えましたが、ヒロインの宝物というイメージにしたかったので、
よりこだわりがあって高価なMA-1にした訳です」とギブソン氏は熱く語ってくれました。
作者であるギブソン氏本人は、ヴィンテージの服やフライトジャケットを収集している事から、
フライトジャケットを熟知しており、そのギブソン氏が推薦するフライトジャケットを
『パターン・レコグニション』に習って黒い色にその姿を変えて展開します。
ジャケットをモノクロの黒にすることで異素材の集合体であるジャケットの素材感がより明確となり、
それを表現したかったのがこの『ウィリアム・ギブソンコレクション』を発表する由縁となったのです。
フッテージのモノクロの世界が繰り広げられる『パターン・レコグニション』の本文に、
私たちの誇りである“BUZZ RICKSON'S”の文字が事実刻まれている限り、
他の誰もが真似の出来ない今世紀最強の《THE ORIGIN FLIGHT JACKET》と考えています。